タダより怖いものはない

There is no such thing as a free lunch.

【お笑い】ドキュメンタルの未来を総合格闘技と照らし合わせて考える

こんにちは。栗瀬です(@YujiKurise)

 

アマゾンプライム会員限定のドキュメンタルをご存知ですか?

 

 

 

 

 

私は、お笑いに対してメチャクチャ知識がある訳ではないので、ライターのようにお笑い論を語ることはしませんが、松本人志さんの実験的な企画が非常に気になって、視聴したら一発でハマってしまいました。

 

ドキュメンタルのルールは?

 

ルールは簡単。

 

お笑い芸人が、密室に10人集まって、最後の一人になるまで笑わせる。

 

これだけです。

 

一人ずつ100万円持ってきて、松本人志さんが100万円出して、優勝者が1000万円といった部分がありますが、ここの部分はお笑い芸人が緊張感を持たせるための要素だと感じています。

 

なぜ、ドキュメンタルにハマったのか?

物凄く原始的なルールですが、エンターテイメントでありながら、戦いの要素が内在する企画で、私がハマった理由としては、誰もやらなかった大会を作って、みんなが知りたかった『最強』を探すために、ルールを大会毎でブラッシュアップして改定し、本物の『最強』を決めるという部分が、総合格闘技が立ち上がって繁栄していった流れとクロスオーバーする点が、物凄くハマった理由です。

 

 

どの点がドキュメンタルと総合格闘技とクロスするのか?

UFC(Ultimate Fighting Championship)が立ち上がった当初、体重制限も無く、金網の中に入って、金的・目潰し以外は何でもありで、かつベアナックル(素手)で戦う、異種格闘技戦が繰り広げられていました。

 

ドキュメンタルのシーズン0という回が存在していて、実験的に行った回があり、それを視聴すると、参加者側にも細かな制限もポイント制のようなルールも存在しておらず、時間無制限と「何でもあり」状態で行っていたようです。こういったところも、総合格闘技の黎明期を感じさせます。

主催者側の松本人志さんも、おそらく「お笑いの最強」が誰なのかを見るためのフォーマット作りをされていると思うのですが、この回を見る限りは、やはり最強を決めるにも、どういったルール作りをするのかを苦心されていたのかなと感じます。

 

ドキュメンタルは、ポイント制を導入したりルール改定も考えられながら、番組が配信されています。徐々に「お笑い最強を決める」フォーマットが出来上がりつつあるのかもしれません。

 

ドキュメンタルの未来のカタチを想像してみる

総合格闘技が、「階級別」であったり、「オープンフィンガーグローブ」を着用したりとルールが厳格化された事によって、テレビでも放映されるほどメジャーなスポーツになりました。総合格闘技も初期は、ルールがあるようで無い状況でしたので、ルール無しが前提で流派を確立したグレイシー柔術のホイス・グレイシーが、UFC初期を席巻し、当時グレイシー柔術最強説のなか、ルールが徐々に厳格化される事によって、PRIDEのスター日本人選手の桜庭和志選手がホイス・グレイシーを倒すといった感動的なストーリーも現れたのです。ファイトスタイルが異なる人間が、同じ土俵で戦うフォーマットは、ドキュメンタルも同じであり、殴り合いに近い「笑かせ合い」が繰り広げられた回もありました。

 

色々と、総合格闘技と当てはまる部分もあるのですが、

ドキュメンタルの考えられる未来として、私が勝手に想像するのは、

 

ドキュメンタルだけ異常に強い芸人の出現

 

が考えられます。

 

TVではオンエア出来ないような内容だけど、ドキュメンタルの空間では異常に強かったりする人が出て来るのではないでしょうか。総合格闘技の人が、ボクサーとボクシングルールで戦っても負けるが(メイウェザーVSコナーマクレガーみたいな)、総合格闘技のルールだったら総合格闘技を専門に戦っている選手は、ボクサーに負けないのと同じくの事です。

 

ただ、諸刃の剣なのが、TVでは圧倒的にお笑いが弱い可能性をはらんでいると思うのです。芸人のギリギリの部分が見えるから、あのドキュメンタルの空間では面白いのに、TVはギリギリが出せなくて、負けてしまう可能性をはらんでいます。

 

あと気になるのは、ドキュメンタルのルールが厳格化することで、スポーツ化されていって、笑いが薄れていく懸念があります。

 

 

まとめ

私は、今のルールが荒々しく笑わせる事の制限が無いのでフォーマットとして良いと感じますが、ルールを厳格化しすぎると、大元にある「最強に面白い奴を決める」が、薄れるかもしれないです。松本人志さんが、どうやってこれからのドキュメンタルを構築し、どんなマッチメイクをしていくのがドキュメンタルファンとしては、楽しみです!